最上川200キロを歩く~小学生探検リレー2023

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きれいな水、汚すもんか

ゴール地点の巨石「つぶて石」への到着を喜ぶ子どもたち=白鷹町

 「最上川200キロを歩く」の第4週は3日、白鷹町荒砥小の3~6年生15人が担当した。時折、小雨も降ったが、子どもたちはきれいな水と地域を守るため、自分たちができることを考え、優しさと厳しさの両面を持つ「母なる川」への理解を深めた。

 最初に訪れた畔藤(くろふじ)排水機場では、排水ポンプの大きさに、子どもたちは驚いた。大雨で最上川の水位が上がった際、水田に流れ込んだ水をくみ出す。ただ、最近の豪雨では、排水しきれず、田んぼが水没することもあることを学んだ。

 家庭から出る生活排水をきれいにして川に流す白鷹浄化管理センターの役割を学び、水質検査では最上川の水のきれいさを確認した。汚れた水をきれいにするには、多くの手間がかかることを知り、「きれいな最上川の水を汚したくない」との思いを強めた。

 水害などでは恐ろしい姿も見せる最上川。治める技術や知恵も学んだ。土のう作りを体験し、国土交通省山形河川国道事務所の担当者は避難指示が出たら、身を守る行動が重要になると強調した。堤防やダムなど治水設備だけでなく、地域住民も協力し合い、水害から地域や命を守ることができると教わった。「川を守り、大切な人を守るためにできることは何か」。それぞれの思いを胸に、巨石「つぶて石」に到着し、最上川の流れを見つめた。

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