蔵王風力計画「あまり選んでほしくない」 「重要な観光資源」と知事難色

2022/6/25 07:49

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 関西電力が蔵王山周辺の宮城県川崎町で調査を進めている風力発電施設に関し、吉村美栄子知事は24日、蔵王は本県の重要な観光資源とし「あまり選んでいただきたくない」などと建設計画に難色を示した。

 定例記者会見で吉村知事は、再生可能エネルギーの推進自体には賛成だとしつつ、歴史や地域的な事情への配慮が大事だと指摘。今計画に触れた際、「どうして関西電力なの、と素朴に思った」とした上で「観光立県を掲げ、観光地として県、山形市が(蔵王に)力を入れている。あまり選んでいただきたくない、というのが正直なところだ」と続けた。

 山形市隣接の川崎町で計画されている風力発電事業は最大発電出力9万6600キロワットで、23基を整備。県は事業者から環境影響評価(アセスメント)に基づく「計画段階環境配慮書」の提出を受けており、県環境影響評価審査会の答申や山形市の見解を踏まえ、7月下旬をめどに県の意見を提示する方針。 

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