鶴岡市内、循環バス便数4倍増へ 庄内交通、10月から

2022/6/28 10:54

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 庄交コーポレーション(鶴岡市、国井英夫社長)と子会社の庄内交通(同市、村紀明社長)が、同市の市街地で運行している循環バスの路線を10月1日に再編し、現在の4路線12便から6路線48便に大幅拡充することが27日、分かった。高齢者が移動しやすい環境を目的としており、停留所は現在の58から79に増やし、12人乗りのマイクロバスを1時間おきに走らせる。

 現在は市街地の南東部、南西部の2コースで右回り・左回りを3便ずつ運行し、利用者は1日当たり約90人。高齢者が大半を占め、主に市立荘内病院や鶴岡協立病院など医療機関への移動に利用されている。少子高齢化が進む中、高齢者の免許返納後の受け皿としてバスへの期待が高まっているとし、路線と便数を増やす。

 現在は20人乗りか29人乗りのバスを使用しているが、マイクロバスに替え、運行ルートを増やす。東部の鳥居町、南部の小真木原町などを経由地に加え、1コース50分以内の運行時間で3コースを設定。300メートル間隔で停留所を配置し、右回り・左回りを8便ずつ走らせ、運賃は均一にする。商業施設エスモール、JR鶴岡駅、市役所は3コースとも乗り入れるようにするほか、庄内観光物産館を乗り継ぎ拠点とし、温海・湯野浜方面から市街地への移動の利便性を向上させる。

 再編後の1日当たりの利用者数は約250人と見込んでいる。運行には、市のバス路線運行維持費補助金約1千万円も充てる。交通系の地域連携ICカード「cherica(チェリカ)」のサービス拡大などにも取り組み、高齢者が外出しやすい環境をつくりたいとしている。

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