祈る、冥福と平和を 県内で終戦記念追悼

2022/8/16 10:44
千年和鐘を打ち鳴らす参列者=山形市役所

 終戦記念日の15日、県内各地で平和を願う式典などが行われた。参列者は戦没者の冥福を祈りながら平和に感謝し、不戦の誓いを新たにした。

【山形】ウクライナ和平「一日も早く」

 市役所前の千年和鐘で打鐘式が行われ、市遺族連合会の関係者ら約60人が出席した。佐藤孝弘市長が「全国、さらには世界の人々の心が一つとなり、ロシアによるウクライナ侵攻の一日も早い収束と世界の恒久平和が実現されることを切に願う」とあいさつ。参列者は黙とうをささげ、鐘を打って静かに手を合わせた。叔父を戦争で亡くした同連合会常務理事の畠山重信さん(78)は「(今の世界情勢を)大変心配している。機会があれば戦争の悲惨さを若い人たちに伝えていきたい」と話した。

【村山】哀悼示し献花「次世代に継ぐ」

 戦没者追悼式が市農村環境改善センターで行われ、遺族ら約40人が戦没者の冥福を祈った。正午に1分間黙とうし、志布隆夫市長が「戦争では数多くの命が奪われ、御霊(みたま)に心から哀悼の意を示したい」と式辞を述べた。市遺族会の柴田喜久男会長(83)は「戦争のことを風化させず次の世代に受け継いでいく」と話し、参列者が献花した。

【新庄】高校生4人が宣言旗掲げる

 市役所本庁舎前で市平和都市宣言旗の掲揚式が行われた。関係者約30人が出席。山尾順紀市長が「平和を守ることが我々の務めだ」とあいさつし、参加者が市平和都市宣言を唱和した。新庄南高2年の阿部礼音(れおん)さん(16)と佐藤朱莉さん(16)、新庄養護学校高等部の3年植木大悟さん(17)と2年八鍬里香さん(16)がロープを引き、平和を誓う旗が空にはためいた。

【鶴岡】「思い深く刻む」静かに黙とう

 慰霊と平和を願う集いが鶴岡護国神社で開かれ、遺族ら約20人が参列した。市遺族連合会の山田登会長(86)が「戦没者の祖国発展への思いを深く心に刻み、平和で豊かな社会の継続に努めていかなければならない」、皆川治市長は「平和が尊い犠牲の上に築かれたことを忘れず、不戦の誓いを次代につなぐ」とそれぞれ追悼の言葉を述べた。全国戦没者追悼式に合わせ、黙とうした。

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