置賜中心の豪雨災害2週間、農業被害など深刻

2022/8/16 21:33
豪雨によって流れ込んだ土砂や流木に加え崩落した橋などが田んぼを覆っている=16日午後2時16分、飯豊町小白川

 置賜を中心に大きな被害をもたらした豪雨災害は17日で2週間を迎える。最上川が氾濫し、甚大な被害が出た2年前の7月豪雨よりも広い農地に爪痕を残した。飯豊町や川西町の農家からは今季の収穫の不安や営農継続へ支援を求める声が上がった。

 飯豊町では、水稲作付面積の53%が被害を受けた。佐原一治さん(65)=小白川=の田んぼでは、近くを流れる小白川が氾濫し、川沿いの約0.4ヘクタール分が削られた。土砂や流木に加え、崩落し流された橋が田んぼを覆っている区画もある。約6.5ヘクタールのうち約4.3ヘクタールが被害を受け、2.6ヘクタールほどは収穫が難しいという。

 来年以降への不安も残る。今年作付けした分は共済が適用されるが、来年以降は作付けできなければ収入が大幅に減少する。復旧費用など負担が大きければ続けるかどうか悩ましいという。「もう少し頑張りたいと思っていたが、個人で復旧するにも限界があり、国や県、町など行政の支援をお願いしたい」と窮状を訴えた。

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