県内の豪雨被害額、223億円 知事、全容把握と復旧指示

2022/8/19 09:06
山形県庁(資料写真)

 置賜地域を中心に甚大な被害に遭った今月3日から4日にかけた豪雨災害で、県は18日、現時点の被害額が223億円に上ることを明らかにした。全容はいまだに不明で、今後、調査の進展で被害額が膨らむ可能性がある。県は同日、災害対策本部会議を開き、吉村美栄子知事は被害の全容把握と被災者の生活再建、道路など社会基盤の復旧・復興を急ぐよう指示した。

 県が18日午後2時時点で被害状況をまとめた。被害総額のうち、道路は県管理が約20億円、市町村管理が約47億円。河川は県管理が約90億円、市町村管理が約5億円。市町村管理の下水道や公園が約16億円。農林水産業被害は約45億5200万円となった。建物被害は計1619棟で、このうち住家が749棟、非住家が870棟。

 最上川が氾濫した2020年7月豪雨は被害額が約400億円、建物被害が1337棟に上った。今回の豪雨では、農作物の被災面積や県管理河川の被害額などで20年を上回っている。

 対策本部会議で吉村知事は「20年7月豪雨に匹敵する被害が出ている。復旧・復興に全力を挙げる必要がある」と説明。全面通行止めが続く米沢市の国道121号や大巻橋が崩落した飯豊町の県道長井飯豊線、農林水産施設の被害規模や復旧作業の状況などが報告された。また、JR米坂線の全面復旧の要請など今後の対応も協議した。

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