町長選と対照的、動き静かな山辺町議補選 欠員満たない可能性

2022/9/24 09:19
今月21日に山辺町役場で開かれた立候補予定者説明会。町議補選は欠員数を満たすか不透明な状況だ

 任期満了に伴う山辺町長選(10月18日告示、同23日投開票)と同日程で行われる町議補選(欠員3)は、現時点の動向から、立候補者が3人に満たない可能性が浮上してきた。立候補予定者説明会には3陣営が出席したが、いずれの出席者も出馬を明言しなかった。任期満了に伴う本選挙が2023年8月と近く、残任期間の短さなどが背景にあるようだ。

 現職と新人の計4人による激戦が見込まれる町長選とは対照的な光景だった。21日に役場で開かれた町長選と町議補選の立候補予定者説明会。町長選の陣営が次々と訪れる一方で、町議補選の受付で名前を書く人はまばら。開始時間を少し過ぎてから3人目が到着し、何とか欠員数に届いた。

 説明会終了後、出席した男性の1人は「とても迷っている」と胸の内を明かした。仮に今回の補選で選挙戦となり、来年の本選挙も定員を超えれば、短期間に2度の選挙を戦うことになる。「(補選に)いったい何人が出るのか。様子を見たい」と続けた。他の男性は出馬への意欲を示しつつ「決意は8割ぐらい固めたが、周囲と協議している段階」と述べるにとどめた。

 山辺町議会の定数は12。21年1月に1人が健康上の理由で辞職し、欠員1の状態が続いていた。今回の町長選に出馬するため、今月上旬までに2人が辞職し、欠員3となった。仮に立候補者がゼロの場合、公選法の規定により、50日以内に欠員補充のための再選挙という事態を迎える。1人以上が出れば回避できるが、「寂しい状況だ」と、なり手不足を憂う声も。

 県選挙管理委員会によると、市町村議員の補欠選で近年、定員が埋まらなかったのは17年の庄内町議選。この時は欠員1だったが届け出がなかった。

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