県教委、高校自己推薦見直しへ 名称変更含め、出願しやすく

2022/10/2 08:28

[PR]
 県立高校入試の制度見直しを進めている県教育委員会は、改善項目の一つに「推薦入試」を挙げている。制度は2014年度に「学校長推薦」から「自己推薦」に変わった。しかし、残された「推薦」の言葉が持つ印象から、出願する生徒にためらいが生じることもあるという。名称変更を含め、志願者がより出願しやすい制度に見直す。

 県教委は14年度、普通科で推薦入試を廃止し、専門学科と総合学科に自己推薦制度を導入した。従来必要だった中学校長からの推薦が不要となり、高校側の出願資格要件を満たし、学ぶ意欲が強い生徒であれば出願できる仕組みとした。

 その後制度は徐々に定着し、志願倍率は伸びた。しかし県教委によると、「推薦」という言葉が今なお、指導する教員を含めて受験者側に取り扱いの難しさを与えているという。

 担当者は「要件を満たし、出願したいと思っているにもかかわらず、自分は『推薦』に値するのかどうか、判断に迷う受験者がいる」と説明する。長く続いていた従来の学校長推薦のイメージが残り、中学校教員には指導する際の分かりにくさもあるとされる。

 県教委は有識者らによる検討委員会を設置し、改善への協議をスタートさせた。普通科の受験機会の複数化などを議題とする。また国の方針に沿い、各高校は、入学者の受け入れに関する方針「アドミッション・ポリシー」を本年度内に策定・公表することになっている。検討委はアドミッション・ポリシーに沿った高校ごとの入試の在り方についても考える。

記事・写真などの無断転載を禁じます
[PR]
おすすめニュース

県内ニュース最新一覧

[PR]