ラ・フランス順調、25日に発売 凍霜害の前年から、収量4割増予想

2022/10/4 12:13
ポスターに販売開始基準日を記したシールを貼ってPRした=県庁

 本県の秋の果物を代表する西洋ナシ「ラ・フランス」の今季の予想収穫量は、深刻な凍霜害があった前年と比べ約4割増、平年比でも8%ほど上回る約1万6400トンと見込まれることが、3日に県庁で開かれた県「ラ・フランス」振興協議会で示された。販売開始基準日は主力の予冷品が25日、早熟処理を施すエチレン処理品が21日と決まった。

 協議会は、ラ・フランス主産地のJAや自治体、市場関係者などで組織している。今季は結実に影響するような凍霜害の発生がなく順調に生育し、着果数も前年を大きく上回っている。果実の肥大も小玉だった前年より大きく、おおむね平年並みとする。収穫量はラ・フランスが1万6400トン、西洋ナシ全体では1万9千トンと見込み、いずれも前年比で37%増とした。

 予冷品は収穫後に1週間程度冷蔵し、13~15日程度の追熟が必要となる。エチレン処理品は処理後に10~13日程度追熟させる。県内23園地の果実調査結果から収穫の始期を9日ごろ、盛期を14日ごろとし、出荷や可食期までの日数を考慮して基準日を設定した。販売開始基準日は、ともに昨年と同じ。

 会議では、協議会長の舟越利弘県技術戦略監がポスターに基準日が記されたシールを貼ってPRした。農林水産省の地理的表示(GI)に登録された「山形ラ・フランス」のPRをはじめ、食べ頃の見分け方を紹介するリーフレット配布などを通じて秋の味覚を売り込む。舟越技術戦略監は「品質の高いラ・フランスを全国に届けたい」と話していた。

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