米沢市の天元台高原スキー場で25日、安全祈願祭が行われた。比較的気温が高い日が続き、積雪量が足りず初滑りはお預けに。関係者はシーズンの安全と、一日も早いまとまった降雪を願った。
安全祈願祭にはスキー場を運営する天元台をはじめ、市、県、宿泊施設、スキーインストラクターら関係者約30人が出席。神事を行い、代表者が玉串をささげた。
昨年は同時期に滑走が楽しめたが、今年は氷点下になる日が少なく、ゲレンデにはうっすらと雪がある程度。天元台の山田長一社長は「もう一降り。来週末には滑走可能になるのではないだろうか。新型コロナウイルス感染対策もしっかりしているので、大自然の中で楽しんでほしい」と話した。
オープンは来年5月7日までの予定で、約2万9千人の来場を見込んでいる。
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