県内の高校生内定率84.8% 10月末現在、コロナ前の高水準維持

2022/11/29 08:21

 山形労働局は28日、2023年3月卒業予定の県内高校生の就職内定率(10月末現在)が84.8%になったと発表した。前年同期を0.8ポイント下回ったものの、新型コロナウイルス感染拡大前の高い水準を維持している。少子化や進学率の上昇で就職希望者が減る中、人手不足などを背景に企業の採用意欲は依然として高く、県内企業に就職を希望する生徒の内定率も8割を超えた。

 同労働局は「就職希望者数が減る中で、製造業などで求人数が大きく増えている」と分析。「企業の魅力の発信と未内定者への支援により、マッチングにつなげたい」としている。

 採用選考は9月16日に開始し、内定率の公表は今季2回目。23年3月卒業の高校生の就職希望者(自営、縁故、公務員を除く)は前年同期比0.7%減の2025人で、うち県内企業への就職希望者は3.2%減の1640人。10月末時点の全体の内定者数は1717人で、このうち県内は1371人。県内内定率は83.6%だった。

 県内企業の求人数は16.0%増の6350人。主要産業別では、製造業が19.4%増の2196人、建設業が1.6%増の1310人、運輸・郵便業が61.4%増の739人、卸・小売業が6.9%増の622人などとなっている。求人倍率は3.87倍で過去最高。

 地域別の就職内定率は、村山82.7%、最上78.9%、庄内86.3%、置賜89.2%。県内求人倍率は村山3.93倍、最上4.13倍、庄内3.61倍、置賜4.01倍だった。

 県内大学生の就職内定率は前年同期と比べて0.1ポイント下落し76.4%、短大は同0.9ポイント上昇の39.5%、高等専門学校は0.3ポイントダウンの91.8%、専修学校は2.1ポイントアップの64.0%だった。

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