岩手と宮城の復興ぶり視察 県経営者協・移動車座研究会

2022/11/30 09:04
ツチクジラの剝製を見学する会員=岩手県陸前高田市立博物館

 県経営者協会(会長=寒河江浩二山形新聞社長・主筆)の移動車座経営研究会が29日、2日間の日程で岩手、宮城両県で始まり、会員が東日本大震災からの復興ぶりを視察している。

 同協会の地域経済活性化委員会(委員長・原田儀一郎荘内銀行顧問)の12人が参加した。岩手県の沿岸部を走る三陸鉄道に乗車後、津波で全壊し今月再建オープンした陸前高田市立博物館を訪問。学芸員の佐々木幸河さん(25)の案内を受け、ツチクジラの剥製など「文化財レスキュー」で修復した資料を見て回った。

 展示資料は約7300点。修復は今も続いていると聞き、本間弘副委員長(本間利雄設計事務所社長)は「文化財は自分たちが生きてきた証し。その傷つき壊れてしまった証しを被災地で復活させたことの大事さを学べる格好の場だ」と話した。

 研究会は新型コロナウイルスの影響で3年ぶりの開催。30日は震災遺構・大川小学校(宮城県石巻市)などを回る。

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