東北経済産業局主催の「TOHOKU DX大賞2022」の表彰式が30日、仙台市の仙台国際センターで行われた。最優秀賞の「やまがたAI部運営コンソーシアム」(山形市)をはじめ、DX(デジタルトランスフォーメーション)に挑戦する本県の4社・団体を含む12社・団体の受賞をたたえた。
やまがたAI部は県内65企業が加盟し、プログラミング講座などを通じ高校生にAIを学ぶ機会を提供している。式には松本晋一会長、山形西高AI部の平田なつ埜さんと中家由貴さん(ともに2年)が出席。部活で取り組む高校は県内21校のほか東京、大分にも広がっているといい、松本会長は「デジタルの世界では学校を出たばかりの新入社員が即戦力。高校生へのDX教育は社会変革につながる」と語った。
また、チャンピオン(酒田市)、三井屋工業東北事業部(米沢市)、上和電機(高畠町)にそれぞれ優秀賞が贈られた。
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