玉川第二発電所、運転開始し説明会 小国

2022/12/1 14:32
発電設備の水車の直上で回転する軸を説明する社員=小国町・玉川第二発電所本館

 東北電力グループの東北自然エネルギー小国水力建設所(佐藤良一郎所長)は30日、小国町足野水で11月7日に営業運転を開始した玉川第二発電所の現地説明会を開いた。着工から6年をかけて完成。年間可能発生電力量は約7400万キロワット時で一般家庭約2万世帯分に相当する。

 荒川水系の玉川では長者原発電所、玉川発電所に続く、同社三つ目の水路式発電所。2016年6月に着工し、当初は19年9月の運転開始を予定していたが、導水路のトンネル工事が軟弱地盤のため難航し、完成が約3年遅れていた。

 約7キロ上流にある玉川発電所の放流水の一定量と、付近に新設した堰(せき)から取水した水とを合わせて発電に使う。このため、玉川発電所の放水路の一部を玉川第二の導水路としても使用しており、異なる発電所の水路を一部共用する方式は同社で初めてという。

 この日は発電所本館内で稼働する発電設備などを公開した。佐藤所長は「トンネル掘削に苦労したが、無事に運転を開始できた。玉川の貴重な水資源を有効活用し、電力の安定供給を通じて地域の発展に貢献したい」と述べた。

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