米沢で生殖細胞を保管 グリーンエイト、事業拠点が完成

2022/12/1 14:34
生殖細胞の保管などを手掛けるグリーンエイト米沢リプロメディエンスセンターが完成した=米沢市

 医薬品輸送などのグリーンエイト(千葉県松戸市、西まりやん社長)が新たに手掛ける生殖細胞の保管事業の拠点・米沢リプロメディエンスセンターの竣工(しゅんこう)式が30日、米沢市の米沢オフィスアルカディアの現地で行われた。ニーズが高まる分野で、12月末の事業開始を予定している。

 整備したのは生殖細胞の保管などを行う細胞培養棟と、医薬品の原料などを保管する医療薬剤供給棟で、延べ床面積はそれぞれ219平方メートル、252平方メートル。ともに厳密な温度管理が求められ、生殖細胞向けのマイナス190度から、25度まで五つの温度帯に対応する。24時間態勢で温度のモニタリングを行い、保管は数カ月~10年単位で引き受ける。医薬品の適正流通、製造管理・品質管理に関する世界基準を順守した。

 国内では不妊治療の増加で、生殖細胞の保管ニーズが高まっているとともに、医薬品原料に関しても保管できる場所が不足しているという。全国のクリニックや病院、研究機関、製薬会社などの需要を見込んでいる。米沢の事業で年間1億円余の売り上げを目指し、地元から5人を雇用する。西社長は「次世代が日本で生き、活躍できるよう米沢からアシストしていきたい」と話している。

記事・写真などの無断転載を禁じます
[PR]
おすすめニュース

県内ニュース最新一覧

[PR]