新庄市のゆめりあ内の鉄道ギャラリーにJR陸羽西線の旧狩川駅舎(庄内町)で使われた乗車券販売窓口が設置され、4日に除幕式が行われた。昭和レトロな雰囲気を感じさせる窓口がお披露目され、早速親子連れらが訪れた。
鉄道遺産を後世に残そうと最上広域市町村圏事務組合が復元し、除幕式では同組合理事長の山尾順紀同市長や小野昭一JR新庄駅長らがあいさつした。窓口では、鉄道ギャラリー内の新幹線を模した遊具「ゆめりあ号」に乗るチケットが購入でき、訪れた人が早速窓口で買い求めていた。
ゆめりあの斉藤海支配人は「鉄道関係者の思いとレールがつないだ歴史や文化に触れてもらいたい」と話していた。窓口はフォトスポットとして常時開放。ゆめりあ号は毎月第1、3日曜日に運行する。
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