鶴岡市西目の県道沿いにある集落で31日未明に発生した土砂崩れで、県は同日、陸上自衛隊に災害派遣を要請した。県警と同市消防本部が約80人態勢で重機を用いた捜索、救助活動を行っている。
県警や同本部によると、空き家を含む住宅など10棟ほどが巻き込まれたとみられ、倒壊した家屋から70代男性と60代女性の2人が救助された。この2人のほかに、少なくとも2人と連絡が取れていないという。
鶴岡市によると、31日午前6時43分、8世帯22人を対象に避難指示を出した。避難所は金山公民館で、5世帯14人が避難している。ほかに親戚宅などにも身を寄せている人がいるもよう。現場近くの人によると、付近の山からは最近、水が出ていて、ジメジメしていたという。
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