上山市長選、山本氏が出馬へ

　任期満了に伴う上山市長選（4月16日告示、同23日投開票）で、山本幸靖副市長（46）＝河崎2丁目＝が立候補の意思を固めたことが19日、複数の関係者への取材で分かった。山形新聞に対し山本氏は「後日、会見で考えを明らかにしたい」と話した。近く辞表を提出し、表明する見込み。

　関係者の話を総合すると、山本氏は、子育て支援や教育機会の充実を通じた人口減少対策のほか、ＪＲかみのやま温泉駅東西エリアでの公民連携のまちづくり、地域資源を横断的に連携した産業振興などに意欲を示しているという。特定政党の公認を受けず、無所属で出馬するとみられる。

　山本氏は名古屋市出身。愛知大を卒業後、2000年4月に旧建設省（現国土交通省）に入省した。都市局総務課総務人事係長、同課専門調査官などを経て20年7月、上山市の副市長に就いた。市の建設課エリアマネジメント推進室長、商工課企業誘致推進室長なども兼務している。

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