県内、警報級の大雪か 県が連絡会議

2023/1/24 08:15
山形県庁(資料写真)

 24日以降の寒波に備え、県は23日、県庁で関係部局の担当者による連絡会議を開いた。県内は警報級の大雪となる可能性があり、雪害事故や交通障害の発生が懸念されることから、SNS(交流サイト)などを通じて注意喚起を行う。

 気象庁によると、県内は強い冬型の気圧配置により、24~26日ごろにかけてこの冬一番の強い寒気が流れ込み、大雪となる見通し。25日午前6時までの24時間予想降雪量は山沿いで60~80センチ、平地で30~50センチ。24日に予想される最大瞬間風速は庄内の陸上で25メートル、25日が25~35メートルとなり、庄内は暴風雪や高波に警戒が必要としている。

 県はツイッターやフェイスブックを通じて大雪への注意を呼びかけている。市町村などに対しては、雪害事故や交通障害、停電の発生が懸念されることから、住民への注意喚起を強化するよう求める通知を出した。今後の対応に関しては道路の除排雪を徹底することなどを確認した。

 国土交通省東北地方整備局は国道112号月山道路でチェーン規制を実施する可能性があるとしている。

きょうとあす、いなほ計画運休

 JR東日本は23日、強風や大雪が見込まれるとして、24、25の両日に計画運休すると発表した。

 本県関係では24日に羽越本線の特急いなほ上下5本が運休し、上下2本が新潟―酒田間で区間運休する。25日は特急いなほ上下14本が運転を見合わせる予定で、26日にかけても、一部列車にも遅れや運休が発生する可能性があるとした。

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