庄内地域の冬の味覚を楽しむイベント「酒田日本海寒鱈(だら)まつり」が28日、酒田市中心部で始まった。新型コロナウイルス禍により3年ぶりの開催とあり、時折ふぶく中でも多くの人が身や白子、岩のりが入った熱々の寒ダラ汁を味わった。
中町モール、中通り商店街、酒田駅前交流拠点施設ミライニ、さかた海鮮市場の各会場に、商店街や飲食店のブースが並び、あちこちで大鍋から湯気が立ち上った。家族4人でまつりを楽しんだ同市琢成小1年荒木秀仁君(7)は「タラの身が柔らかくて、ほくほくしておいしい」と、思い切り頬張っていた。
29日まで。「寒鱈フェスタ」と題して、庄内地域の料理人が寒ダラ料理を提供するコーナーもある。同市、遊佐町の地酒を試飲できる「酒の酒田の酒まつり」と同時開催している。
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