地域産品の魅力を発信するアイディーテンジャパン(東京)が31日、毎月異なる銘柄の日本酒缶を国内外に届けるサービス「KURA ONE(クラ・ワン)」を始めた。全国14酒蔵の21銘柄が参加し、毎月3~4本が届く。県内から寿虎屋酒造(山形市)の「霞城寿 雪女神 純米大吟醸原酒」、米鶴酒造(高畠町)の「米鶴 超辛 純米」が参加した。
サブスクリプション(定額利用)サービスで、量を抑えて種類を豊富にし、飲み比べも楽しめるよう設定した。輸送に便利なアルミの1合(180ミリリットル)缶を用意し、各地の名蔵自慢の酒を入れた。
「霞城寿 雪女神 純米大吟醸原酒」は2月分に入った。大沼美奈子専務は「本県最高の酒米と300年以上培った醸造技術、天然軟水が生み出したオンリーワンの味と香りを楽しんでほしい」と話した。
「米鶴 超辛 純米」は5月にエントリーされた。梅津陽一郎社長は「日本酒の中でも好まれる純米、辛口を体現し、肉にも合う。缶は軽くて割れず、使いやすいはず。新たな入れ物の期待も大きい」と話した。
価格は毎月3960円、先着2千枠限定。全缶セット、酒器とのセットもある。専用サイト(https://kuraone.japanpage.jp/)の申し込みページで注文できる。
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