前上山市副市長の山本幸靖氏(46)=河崎2丁目=が1日、任期満了に伴う上山市長選(4月16日告示、同23日投開票)への立候補を正式に表明した。無所属で出馬する。
同市役所で退任会見を開き、「温泉や農作物、首都圏直結のインフラなど今ある資源を横断的に連携させ、若い世代や頑張っている人たちと一緒に上山を発展させていく」と語った。地域全体で子育てに取り組む仕組み作りや第2子の保育料無償化、JRかみのやま温泉駅東西エリアのまちづくりなどに力を入れていくとした。
山本氏は名古屋市出身で愛知大を卒業後、2000年4月に旧建設省(現国土交通省)に入省、20年7月に上山市の副市長に就いた。先月30日に退任し、31日に出向元の国交省を退職した。
同市長選には市議会副議長の石山正明氏(72)=狸森=も立候補を予定している。
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