山形のたいき、自己破産申請へ　コロナ関連倒産

　帝国データバンク山形支店によると、水産加工品や乾物など食品卸のたいき（山形市、池田敬社長）が2日までに事業を停止し、自己破産申請の準備に入った。代理人の弁護士によると、2022年3月期決算時点の負債額は約8千万円。新型コロナウイルス関連倒産に当たる。

　設立は03年。珍味、つまみなどの加工品や乾物などの卸を手がけ、09年3月期には約1億3千万円の売り上げを計上した。消費者のアルコール離れやコロナの影響で売り上げが低迷し、債務超過となっていた。

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