豊富な雪がある環境でテントサウナを体験するモニターツアーが4日、西川町志津で開かれた。首都圏などから40人が参加し、サウナで熱くなった体で雪にダイブしたり寝転がったりして満喫し、好評だった。
豪雪を逆手にとり冬季の誘客に力を入れようと月山朝日観光協会が初めて企画した。テントサウナは4人ほどが入れる大きさで、雪原に設置した。参加者は中に入ると、熱した石に水をかけて蒸気で体を十分に温め、外に出ると雪面にダイブして笑顔を見せた。雪原にはリクライニングチェアも設けられ、心地よさそうに熱い体を冷ました。東京都八王子市から訪れた武蔵野美術大2年の伊藤千尋さん(22)は「雪の感触が気持ちいい」と話した。
同観光協会は、サウナツアーを町内で本格開催する予定。夏場は川を水風呂代わりにするなどして、通年開催を検討している。
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