国の文化審議会が17日に開かれ、県内では尾花沢市の銀山温泉にある「古勢起(こせき)屋本館」1件を、登録有形文化財(建造物)とするよう永岡桂子文部科学相に答申した。答申通り告示されれば、県内の登録数は196件となる。
同施設は木造3階建ての温泉旅館で、直線的で端正な建築様式「アールデコ」の影響を受けた洋風和館建築。建築時期は不明で、大正から昭和初期にかけて増築されたと推測される。老朽化などで約20年前に休業したが、東京五輪を契機とする観光需要の増加を見据え、昨年7月に新装開店した。銀山温泉では能登屋旅館本館に次ぐ登録となる。
銀山温泉組合副組合長で古勢起屋本館を経営する小関健太郎さん(39)は登録を喜び「銀山温泉全体で歴史を大切にしていく機運を高めたい」と話した。
登録有形文化財は建築後50年を経過した歴史的建造物のうち、一定の評価を得たものが登録される。
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