ブドウ栽培が盛んだった南陽市赤湯の十分一(じゅうぶいち)山の斜面の耕作放棄地解消を目指す市などのプロジェクトで、昨秋収穫したブドウを使ったワイン「十分一山ワイン2022」が完成し22日、同市のシェルターなんようホールで発表会が開かれた。すっきりとした味わいに仕上がり、ラベルは南陽高美術部がデザインした。
プロジェクトは2019年度に、斜面の一角に整備した約15アールの実験圃場に96本の苗木を植えて始まった。初めて収穫にこぎ着けた昨年度は、計約80キロのブドウで醸造したワインが3日で売り切れるほど、好評だった。
本年度は昨年度の倍となる約160キロを収穫した。メルローを基軸に4種類のブドウを原料とし、市内の「佐藤ぶどう酒」が200本を製造した。発表会では白岩孝夫市長ら関係者が試飲などを行い、「特別な風土で作られたワインとして象徴的な存在になる」「(ブドウ棚で一面に覆われた)かつての山の景観がよみがえるきっかけにしたい」と期待を込めた。
ワインは4月1日から市内の結城酒店で販売する。750ミリリットル入り2300円(税別)。
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