酒田市出身の歌手白崎映美さんが、同市に借りた一軒家を活用して運営する食堂「六た茶屋」が25、26の両日、プレオープンする。山居倉庫のそばに立地し、景色を楽しみながら庄内の食を味わえる。白崎さんは「東京に長く住んだからこそ、古里の季節の食材や祭事料理などを宝物のように感じる。魅力を伝え、観光客も地元の人も、幅広い世代がわいわい集える拠点にしたい」と意気込む。
この場所はかつて米店「六兵衛」で、おいしい庄内米を食べてほしいと、かまどを設置した。庄内米のおにぎりや、孟宗汁といった季節の汁物、漬物などの郷土料理、地酒などを提供する。米国出身の白崎さんの夫が、庄内の食材で作るロサンゼルス料理もある。
本格的なオープンは4月22日。地元の郷土料理家らの協力を得て午前11時~午後10時の間、営業する。白崎さんは月に10日ほど酒田で暮らし、店頭に立つ。不定休でランチのみなどの日もあり、営業日は店頭やSNS(交流サイト)で発信する。
プレオープンの営業時間は両日とも正午~午後5時。鏡開きと餅つきを行い、訪れた人に振る舞う。紅白のおにぎりや煮しめ、タコス、庄内の地ビールなどを販売する。26日は午前11時から開店を祝うちんどん屋が店や中町などを練り歩き、午後3時と同4時に白崎さんの投げ銭ライブを予定する。
白崎さんは「改装を手伝ってくれた東京や大阪の仲間は、『来るたびにおいしい物がある』とすっかり山形のファンになった。店を通じ、観光客と地元の人をつなげ、交流の輪を広げていきたい」と語る。
「六た茶屋」は、昨年12月に山形新聞社のクラウドファンディング「山形サポート」で資金を募り、目標を上回る430万6千円の支援金が寄せられた。
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