県議選告示、41人が30議席争う 9選挙区13人「無投票」

2023/4/1 07:35
候補者を拍手で激励する支持者=山形市

 県内統一地方選の第1ラウンドとなる第20回県議選が31日告示され、全17選挙区に現前元新の合わせて54人が立候補を届け出た。9選挙区は計13人の無投票当選が決まり、8選挙区で計41人が30議席を争う構図が確定した。投開票日は4月9日。

 立候補者数は2011年、19年と並び過去最少で、女性は10人と前回から倍増した。選挙戦になったのは山形市、米沢市、鶴岡市、酒田市・飽海郡、新庄市、寒河江市・西村山郡、村山市、東根市の8選挙区。山形市は9議席に現職6人と新人4人が届け出た。米沢市は定数3に現職3人と新人1人が出馬。鶴岡市は5議席を6人が、酒田市・飽海郡は5議席を7人が争う少数激戦となった。

 新庄市は定数2に新人4人が立ち、12年ぶりの選挙選に突入した。寒河江市・西村山郡は現職1人と新人4人が3議席を争い、村山市は前回13票差の激戦を繰り広げた現元2人の一騎打ちが確定した。東根市は定数2に対し新人3人がぶつかる。

 党派別の候補者は自民17人、立憲民主3人、維新1人、公明1人、共産2人、国民2人、無所属15人。

 無投票当選が決まったのは上山市(定数1)長井市・西置賜郡(同2)天童市(同2)尾花沢市・北村山郡(同1)南陽市(同1)東村山郡(同1)最上郡(同2)東置賜郡(同2)東田川郡(同1)の9選挙区で、前回を4人下回った。

 東村山郡と東田川郡は4回連続、天童市は3回連続、南陽市と最上郡は前回に続いて無投票となった。当選者の内訳は現職11人、新人2人。党派別は自民12人、無所属1人だった。

記事・写真などの無断転載を禁じます
[PR]
おすすめニュース

県内ニュース最新一覧

[PR]