朝日町とパナソニックの社内事業部「空質空調社」は24日、同町の道の駅あさひまち「りんごの森」に太陽光発電システムを設置すると発表した。本年度中の整備を予定し、生成した電気を蓄電池に蓄え、災害時に避難所などで活用する。発電規模などについては今後、決めるという。
蓄電池は7台を導入し災害が発生した場合、各避難所に配置する。このほか、街路灯の光できれいな星空を邪魔しないよう、同町の空気神社周辺の照明を地面など必要な部分だけを照らす省エネタイプに取り替えることも明らかにした。
この日は同町のAsahi自然観で記者会見が開かれ、鈴木浩幸町長は「環境に優しい町づくりに向け、前進したい」、空質空調社の道浦正治社長は「技術的なアプローチで協力したい」と話した。
同町と空質空調社は昨年11月、「空気神社」を通じ、きれいな空気や自然の大切さを発信する事業を共に進めると発表しており、取り組みはその一環で行う。
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