「警察官になる」不安解消へ体験会　上山署、女子生徒ら対象

　上山市の上山明新館高（加藤千恵校長）で24日、警察官など公務員志望の女子生徒らを対象にした警察術科体験会が開かれた。

　「武道経験はないが大丈夫か」などといった女性が学生時代に思う「警察官になること」への不安解消を目的に上山署（近松敬朗署長）が初めて企画した。同署によると、主に女子生徒向けの体験会は県内でも珍しいという。同校などから男女14人が参加した。

　参加者は同署と県警本部の警察官約10人の指導を受けながら、受け身や襟元を握られた際に相手の手をたたいて逃げる方法などを体験した。情報経営科2年吉田美陽（みはる）さん（16）は「警察官は大変そうとのイメージがあったが、やりがいある職業だと思った」と話していた。

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