山形市の創造都市発信・交流拠点やまがたクリエイティブシティセンターQ1(キューイチ)の来館者が25日、10万人を突破し、施設前で記念セレモニーが行われた。
佐藤孝弘市長と、施設を運営するQ1の馬場正尊社長が、10万人目となった山形市岩波、介護職員池田洸太さん(27)に認定証と記念品を贈った。佐藤市長は「多くの人が刺激し合い、新たな価値を創る仕組みができつつあり、活動がますます活発化することを期待する」とあいさつ。池田さんは「知人の作品展の観覧などで頻繁に訪れている。歴史を感じる階段や壁、テナントの雰囲気も良く、もっと多くの人に魅力を知ってほしい」と話した。
Q1は市が山形一小旧校舎を改修して整備し、昨年9月1日にオープンした。カフェや衣料品、家具などを販売するテナントが入居するほか、大型スクリーンやキッチンを配するレンタルスペース、オープンアトリエ、シェアオフィスを備える。月2回のマルシェやコンサートなど、多様なイベントも繰り広げられている。
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