酒田市新堀小(斎藤雄一校長)の5、6年生21人が29日、同校で地域住民と一緒に校内相撲集会で使用する土俵作りに挑戦した。
地元の老人クラブのメンバーらが講師を務め、今年2月に「コシヒカリ」の稲わらを編んで作ったむしろを使った。児童たちはむしろを筒状にし、中に土を詰め、縄できつく縛って土俵を完成させた。約2時間で重さ4キロ、長さ65センチほどの土俵約60個が出来上がった。
来月16日の相撲集会の前に保護者らが学校敷地内の相撲場に土俵を並べる。今年は取組をせず、横綱土俵入りと弓取り式のみ行う。5年田桑歩真君(11)は「よく見る土俵がこんな作り方だったのかと驚いた。来年こそは友達と相撲を取りたい」と話した。
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