本格的なサクランボシーズンを前に、農林水産省の地理的表示(GI)に登録されている「東根さくらんぼ」の目ぞろえ会が6日、東根市のJAさくらんぼひがしね西部フルーツセンターで開かれ、生産者が栽培基準や表示規制などを確認した。
「東根さくらんぼ」は市と隣接市町の一部で生産された「佐藤錦」「紅秀峰」が対象。今季は審査を通った196の個人・団体が登録産品として出荷できる。昨季の生産量は約108トン。
この日は生産者ら約20人が参加し「秀(着色面積70%以上)・L(22ミリ以上)」となる出荷基準などについて説明を受けた。会場には着色面積70%以上と基準以下となる果実が用意され、参加者は色合いや大きさなどを確かめていた。
統一品質の徹底を図るため、市や同JAなどでつくる果樹王国ひがしね6次産業化推進協議会(会長・土田正剛市長)が開催した。
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