不審者への対応こうやって　新庄・保育所で訓練

　新庄市の民間保育所「にこにこ東園」（小野恵園長）の不審者対応訓練が6日、新庄署の協力を得て同園で行われ、職員と園児が避難方法を確認した。

　不審者が園児との面会を求めて来園した想定。職員は、「何で会わせてくれないのか」と興奮する不審者役に、インターホン越しで対応した。別の職員が手分けして園児約20人を別室に避難させ、110番通報した。駆け付けた署員が不審者役を取り押さえた。

　押切亮学同署生活安全課長は「普段見ない人が来た―など小さな異変を日頃から意識してほしい」と講評した。「職員間の連携の重要さを感じた」と同園主任の伊藤めぐみさん（40）。日々の取り組みの大切さを再確認し気を引き締めていた。

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