愛媛県宇和島市の特産品を販売する「愛媛宇和島フェア」のマグロの解体ライブが8日、山形市のフードセンターたかき南原店で開催された。54キロの養殖本マグロの解体や、岡原文彰市長のトップセールスが繰り広げられ、大勢の買い物客でにぎわった。
解体ライブは宇和島市の水産加工会社「宇和島プロジェクト」のサバキ女子が担当した。マグロが登場すると、来店客は「わー」と歓声を挙げ、次々に切り分けられていく様子を見守ったり、撮影したりしていた。高橋佳子さん(65)=山形市篭田1丁目=は「初めて見たが、見事なさばきで感心した」と話した。岡原市長は「消費者の笑顔は生産者の励みになる」と述べた。山形市の井上貴至副市長も同席し、愛媛県のイメージキャラクター「みきゃん」も登場した。
たかきは、山形丸果中央青果(山形市)を通して宇和島産のかんきつ類などを販売し、これまでも愛媛フェアを開催している。今回はマグロやタイのほか、みかんジュースなども並んでいる。マグロの解体は9日(寒河江・元町店)10日(山形・桧町店、南原店)11日(天童・交り江店)も予定している。
|
|