独自色強め、多種多彩 県内おせち商戦本格化

2023/11/18 12:18
リンベルの「日本の極み」シリーズに新登場したおせち。各社とも食材へのこだわりやコラボ企画などで独自色を強めている(リンベル提供)

 県内各地でおせち商戦が本格化している。新型コロナウイルスの5類移行で、年末年始は大勢で過ごす人が多いとみて、県内のホテルや食品販売業者はニーズに応えようと、大人数向け、コラボ商品、スイーツおせちなど独自色を強めた幅広いラインアップを用意した。物価高でも「お正月だから」と、ワンランク上のおせちを求める消費者は多く、注文は堅調に推移している。

 清川屋(鶴岡市)は、本県の食材や料理にこだわり、2万~3万円台を中心に8種類を扱う。新たにレストラン「西洋葡萄(ぶどう)」(南陽市)のフレンチ風2段(2万5千円)、菓子工房COCOイズミヤ(高畠町)のスイーツおせち(7500円)をそろえた。物価高の中、消費者はインターネットで情報を集め購入を判断するという。「家族や友人とおいしいものを分かちあう機会。バリエーション豊かにすることを意識した」と担当者。

 山形グランドホテル(山形市)は5年前に登場し、コロナ下で定着した「ふたりおせち」(1万3千円)を今年も発売する。さらに家族や親戚など大勢で集まる機会が増えると予想し、和洋中を幅広く取り入れた3、4人前の二段重(3万3千円)を新たに用意した。予約は10月中旬にスタートし、いずれも反応は上々で、「今後、12月に向けて注文は増えてくると見込んでいる」という。

 日本の宿古窯(上山市)は「古窯プレミアムおせち三段重」(3万5千円)を9月1日から販売している。限定500セットで、定番料理のほか、山形の郷土料理も入り充実している。冷蔵の仕方に工夫を凝らし、食材が持つうまみを最大限引き出している。

 創業地と物流拠点が山形市のカタログギフト最大手リンベル(東京)は、1万~5万円台の11種類をそろえる。人気は2万円台で、リンベルオリジナルブランド「日本の極み」シリーズの新商品もある。美容雑誌「美的」、推理漫画「名探偵コナン」とコラボしたユニークなおせちもある。

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