カイヤ・サーリアホさん死去 フィンランドの作曲家

6/3 20:08

 カイヤ・サーリアホさん(フィンランドの作曲家)2日、パリの自宅で死去、70歳。家族がフェイスブックで発表した。21年に悪性の脳腫瘍「膠芽腫」と診断されていた。

 52年、ヘルシンキ生まれ。フィンランドの名門シベリウス音楽院卒業。82年からはフランス国立音響音楽研究所で研さんを積み、電子音楽の技術を応用した作品で世界的な評価を確立した。

 15年度の武満徹作曲賞の審査員を務め、21年には東京文化会館で能を題材としたオペラ「オンリー・ザ・サウンド・リメインズ 余韻」が上演された。(ロンドン共同)

記事・写真などの無断転載を禁じます
[PR]
[PR]