フランソワーズ・ジローさん死去 「ピカソを捨てた女」

6/7 10:07
 フランソワーズ・ジローさん(ゲッティ=共同)

 フランソワーズ・ジローさん(フランス出身の著名画家)米メディアによると6日、ニューヨーク市内マンハッタンの病院で死去、101歳。死因は不明だが近年、心臓と肺の病気を患っていた。20世紀美術の巨匠パブロ・ピカソの元愛人として知られる。

 21年フランスのパリ近郊で生まれた。パリ大、英ケンブリッジ大などで学んだ後、43年にパリで40歳年長のピカソと知り合い、その後2児をもうけた。53年にピカソと別れ、唯一「ピカソを捨てた女」といわれる。回顧録「ピカソとの日々」(64年)は国際的ベストセラーとなった。

 独特の画風の抽象画などは高く評価されている。

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 フランソワーズ・ジローさん(ゲッティ=共同)
 1965年12月、イタリア・ミラノでの個展会場で撮影に応じるフランソワーズ・ジローさん(AP=共同)
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