節分向けの恵方巻きが売れ残り、大量廃棄が問題になっているとして、労働組合「SDGsユニオン」は1日、コンビニ大手3社に実態を調査するよう申し入れた。廃棄作業に苦痛を感じる従業員が多いと指摘。販売ノルマの強要もあるとして商戦を過熱させないよう求めている。
労組によると、セブン―イレブン・ジャパン、ローソン、ファミリーマートに1月、廃棄量などを尋ねる質問状を送付。3社はいずれも情報を開示しなかったため、改めて調査と内容の公表を要請した。
労組がオンライン調査したところ、コンビニや飲食店の勤務経験者の多くが食品の廃棄作業にストレスを感じ、退職したケースも多数あった。
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