JR北海道が4日までに発表した2022年4〜12月期連結決算は、純損益が53億円の赤字(前年同期は140億円の黒字)となった。沿線自治体とバス転換で合意している留萌線の廃止に伴う諸費用を特別損失に計上したことが影響した。
売上高は小売業やホテル業が増収増益だった影響で、前年同期比19・6%増の993億円。新型コロナ感染拡大前の19年同期と比べ、8割まで回復した。
本業のもうけを示す営業損益は388億円の赤字で、前年同期比で117億円改善。鉄道運輸収入は、道の補助費を活用した周遊パスの販売が好調だったことなどから前年同期比41・5%増の428億円となった。
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