とうきびワゴン、売れ過ぎて休業 札幌・大通公園、人出増え

6/2 15:31
 札幌市の大通公園の「とうきびワゴン」=2日

 札幌市中心部の大通公園(同市中央区)で、名物の「とうきびワゴン」が販売するトウモロコシが予想以上に売れて在庫不足となり、10日から臨時休業する。運営する山賀畜産(同市西区)によると、コロナ禍が落ち着き、増加した観光客のほか久しぶりに足を運んだ地元の人も大量に買い求めたという。

 同社によると、ワゴンは毎年4〜10月に営業し、1本400円。夏の収穫期に1年分の在庫を確保しており、2022年夏は需要回復を見込んで19年並みの約4万本を用意したが、昨秋から売れ行きが好調で、今夏の仕入れまで在庫が持たない事態となった。

 同社はトウモロコシの確保を急ぎ6月下旬の再開を目指す。

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