東京都立大南大沢キャンパスで昨年11月、教授の社会学者宮台真司さんが襲われた事件で容疑者とされる死亡した男が、事件1週間前に宮台さんの研究室がある建物に立ち入ったとみられることが3日、捜査関係者への取材で分かった。警視庁捜査1課は宮台さんを研究室で襲撃しようとした可能性があるとみている。
宮台さんは11月29日夕に襲われ、重傷を負った。男とみられる人物が1週間前の22日午後2時ごろ、宮台さんの研究室がある5号館に入り、午後4時ごろにキャンパス外に出た後、午後6時25分ごろに5号館に戻り、約5分後にキャンパスから立ち去る姿が防犯カメラに写っていた。
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