24日までの直近1週間に全国で報告された新型コロナウイルスの新規感染者数が前週比で0・59倍となり、2週連続で減少したことが厚生労働省の集計で25日、分かった。厚労省の専門家組織は「今後、全国的に減少傾向が続くと見込まれる」とする分析をまとめた。
政府は新型コロナの感染症法上の位置付けを5類へ引き下げる時期を詰めており、26日に岸田文雄首相と関係閣僚が協議して最終調整する見通し。27日に対策本部を開いて正式決定する。
専門家組織の脇田隆字座長は25日の会合後の記者会見で、5類への移行に伴い感染対策への考え方が重要になると強調した。
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