三菱重工業は26日、種子島宇宙センター(鹿児島県)から政府の情報収集衛星レーダ7号機を打ち上げた。三菱重工によると、レーダ7号機はロケットから放出されて予定の軌道に入った。打ち上げは成功した。今回のH2Aロケット46号機に続き、2月12日には宇宙航空研究開発機構(JAXA)と共同開発した新型主力機H3ロケット1号機を発射する予定だ。
打ち上げを依頼した内閣衛星情報センターなどによると、レーダ7号機は電波を使って地上を撮影するため夜や天気の悪い時でも地上を観察できる。偵察衛星として北朝鮮の軍事施設を監視するほか、国内で発生する災害への対応にも用いる。
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