普段から謙虚な剛腕が胸を張るキャンプ初ブルペン投球となった。ロッテの佐々木朗が2日、沖縄県石垣市で捕手を座らせて49球を投げ、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)へ「仕上がりを早くできるようにと意識しながらやっている。不安なく良い状態でできているし、変化球は合格点くらいある」と順調な歩みを実感した。
直球は29球投げ、最速は156キロだった。投球の合間には、精密機器で計測された球の変化量などを確認し、捕手にフォークボールの落ち具合を聞くなど入念に調整。見守った吉井監督は「いい調整ができているんじゃないかな」と評価した。
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