貴景勝、かど番脱出の夏場所語る 「やることは全てやった」

6/8 17:51
 朝稽古後に常盤山親方と話す貴景勝(右)=東京都板橋区の常盤山部屋

 大相撲の大関貴景勝が8日、東京都板橋区の常盤山部屋で取材に応じ、両膝痛に苦しみながら6度目のかど番を脱出した夏場所を「どのような状況でもやらないといけない。やることは全てやった」と語った。2月27日の春場所番付発表での記者会見以降、報道陣にはほとんどコメントしていなかった。

 貴景勝は綱とりに挑んだ春場所で左膝を痛めて途中休場。夏場所へ急ピッチで調整し、右膝も悪化させた。「苦しいと思っているのは周りだけ。綱とり場所でけがをしたというのは、何かが足りないということ」と潔く自らを省みた。

 8日の稽古では両膝にテーピングを施さず、四股やスクワットで下半身を入念に鍛えた。

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