【グアム共同】米軍は26日、在沖縄海兵隊のうち約4千人の移転先となるグアム島の新基地「キャンプ・ブラズ」の開所式を行った。2024年に始まる移転に向けて一歩前進した。
日本から出席した木村次郎防衛政務官は「海兵隊の移転は、インド太平洋地域で日米同盟の抑止力を強化し、沖縄の負担を軽減する上で重要だ」と演説。基地の司令部や隊舎、診療所などの建設に日本が約30億ドル(約3890億円)を資金協力していると強調した。
基地は20年10月に一部運用を始めた。司令部など施設の大半は今も建設が続いており、基地関係者は仮設司令部などで働いている。
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