習主席「建設的役割」に意欲 ウクライナ協議へロシア訪問出発

3/20 11:39
 左から中国の習近平国家主席、ロシアのプーチン大統領(いずれもタス=共同)

 【北京共同】中国の習近平国家主席は20日、ロシアを公式訪問するためモスクワに向け出発する。22日まで3日間の日程。プーチン大統領と首脳会談を行い、ウクライナ情勢を協議する。訪問に先立ち習氏はウクライナ問題で「建設的な役割を果たす」と意欲を示し、プーチン氏は中国の貢献を歓迎すると表明した。対話による解決を訴える中国がどこまでウクライナ問題へ関与を強めるかが焦点だ。

 バイデン米政権は中国がロシアに兵器を供与することを警戒。中国がロシアを利する形で停戦を提案しているとみて「深い懸念」を表明しており、各国の駆け引きが激しくなりそうだ。

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