ヘイリー氏、3月に照準 地元勝利諦め戦術転換

2/23 06:31
 21日、米サウスカロライナ州ノースオーガスタで集会を開いたヘイリー元国連大使(ロイター=共同)

 【コロンビア(米南部サウスカロライナ州)共同】米大統領選の共和党候補指名争いでトランプ前大統領(77)に大きく後れを取るヘイリー元国連大使(52)は、地元サウスカロライナ州で24日に開かれる予備選での勝利を諦め、各州の予備選が集中する3月5日のスーパーチューズデーに照準を合わせる戦術に転換した。ロイター通信が22日までに報じた。

 政治サイト、リアル・クリア・ポリティクスがまとめた各種世論調査の平均では、同州での支持率でトランプ氏が25ポイントほどリードしている。州内を行脚して支持を訴えてきたヘイリー氏だが、番狂わせは現実的ではないとの見方が陣営内で膨らんだ。高学歴者など自身の支持層からの票を得やすい州が多いスーパーチューズデーに向けて選挙資金を投入し、態勢の立て直しを図る。

 共和党内には、トランプ氏が四つの事件で起訴されているため11月の本選で苦戦することを危ぶみ、政権奪還のためには他の候補を擁立すべきだとの声がくすぶる。

 ヘイリー氏が最終的に指名を勝ち取る道筋は見えないが、戦術転換によって資金が集まっており、ロイターは一部の献金者が見捨てていないことの表れだと指摘した。

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