2023年4月2日(日)
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宮野真守、月9初出演に喜び「小さいころの自分に言ってあげたい」 広がる活動範囲に「表現者としては楽しくてしょうがない」

月9ドラマ『女神(テミス)の教室~リーガル青春白書~』に出演する宮野真守(C)フジテレビ
 声優で俳優の宮野真守(39)がフジテレビ系月9ドラマ『女神(テミス)の教室~リーガル青春白書~』(毎週月曜 後9:00)の取材会に参加。“月9”初出演への喜びを語った。

【写真】スーツ姿もかっこいい!“検察官”を演じる宮野真守

 同作は、裁判官で実務家担当教員の主人公・柊木雫(北川景子)と彼女を取り巻く人々が自身の価値観をぶつけ合いながら、法曹界のあり方を問うリーガルエンターテインメント作品。裁判官や検察官、弁護士などの“法曹界”を目指す学生たちが通う法科大学院、通称・ロースクールが舞台となる。

 宮野が演じるのは、柊木と同期の検察官・横溝太一(よこみぞ・たいち)。ロースクール卒業後は、東京地検公判部所属で裁判員裁判の公判を主に担当している。いつも柊木の愚痴の聞き役として食事会などに呼ばれている。

 宮野のフジテレビ系連続ドラマへの出演は『ニュースの女』(1998年)以来、25年ぶり。月9作品は初となる。宮野は「テレビっ子なので、子どものころからテレビが大好き。月9だって子供のころから」と大喜び。日本テレビ系バラエティー『ぐるぐるナインティナイン』(後8:00)の「ゴチになります!24」に新メンバーとして加入したことにも「他局ですみません」と断りつつ触れ「『ぐるナイ』なんて始まった当初から。『めちゃイケ』(フジテレビ系『めちゃ×2イケてるッ!』)も好きだったんですけど」と感無量の様子だった。

 そんな憧れの場所に活躍を広げている宮野。「お仕事ができるのがうれしいですし、小さいころの自分に言ってあげたい。『月9出るよ、ナイナイ(ナインティナイン)さんと出てるよ、マリオになれるよ』と」とうれしげに話し「こんなにもやらせてもらえるなんて思ってないのでうれしかったですね」と笑顔を見せた。

 声優としてはもちろん、俳優としてドラマ作品への出演が増えていることについては「面白さをすごく感じています」と語る。「舞台もドラマも声優もやらせていただいて自分の経験値がすごい上がったな。表現の幅が上がったな」と成長を実感しているよう。「アウトプットが全然違うので、迷うのですが、表現者としては楽しくてしょうがないですね」と充実感あふれる表情でうなずいた。

 報道陣から「ドラマでは、癖の強い役の印象がありますが」と指摘を受けると、宮野は「何だと?」と冗談めかして机をたたき、笑いを誘った。「こっちもいろいろやってんだぞ。宮野っぽくないからですか?」とツッコみつつ「(今回は)法廷のシーンの弁論や被告人に対して話すところは難しさとかもありました」と告白。「横溝の本質を見せたいなという思いがあったので、言葉の強さひとつとっても意識しながら発していましたし、難しいんですよ」とポツリ。「責めるでもなく、諭すでもなく、それが彼の大事なことなので、ちゃんと本質に寄り添うみたいなのは難しかったです」と説明した。

■『女神(テミス)の教室~リーガル青春白書~』第5話あらすじ
 藍井仁(山田裕貴)は、実施したゼミ選抜の合格発表を翌週まで延期。照井雪乃(南沙良)、真中信太郎(高橋文哉)らも発表の延期に疑問を抱いていた。

 そんな中柊木は、真中に自宅の門にかかっていたという鳩のレプリカを見せられた。いたずらにしては悪質な出来事を、柊木は「何かの罪に問えるか」と学生たちに問う。すると、水沢拓磨(前田拳太郎)がバイト先のマンションにカラスの死骸が落ちていたことを思い出し、天野向日葵(河村花)も自転車のサドルに鳥の糞がついていたこと、そして桐矢(前田旺志郎)は郵便受けに複数の黒い折り鶴が入っていたことを明かす。些細ではあるものの鳥に関連した嫌がらせに疑問を持った柊木は、藍井にも学生たちの身の回りで起きたことを相談。しかし、誰にでも起こりうることが重なっただけだと取り合ってもらえない。

 いたずらについて考えながら学内の売店に向かった柊木はそこで雪乃に出会うが、痴漢被害に遭ったと話す学生の声に反応した雪乃は怯えてしゃがみ込む。過呼吸になる雪乃を落ち着かせるために背中をさすろうとする柊木。だが、雪乃はその手を払いのけてその場を去ってしまった。

 学生たちに藍井ゼミ選抜テストの自己採点結果をリサーチして回る真中。そのさなか雪乃に会うといたずらの件を話す。すると雪乃は、自身のカバンにも身に覚えのない鳥の写真が入っていたと明かす。
公開:2023-02-03 17:00
更新:2023-02-03 17:00
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